2018/11/17 陸前高田市での復興支援活動報告

去る2018年11月17日(土)に陸前高田市横田町で15回目のフットサル交流イベントを行いましたので、ご報告いたします。

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なお、横田小学校のグラウンドの復旧に伴い、本活動は今回が最終回となります。


11/16(金)

23:30頃 横浜駅西口を出発(首都高〜東北道〜R284〜R45)。

11/17(土)

活動開始時刻の前には、既に多くの子ども達が集まっていました。
最終的に25名以上の子ども達が集まり、ハマトラのメンバーも合わせて4チーム総当たりのゲームを数多く楽しむことができました。

残り30分となった頃には恒例の「全員参加の子どもvs大人」。
今回は前半、後半に加え、延長〜PK戦までやり、大変な盛り上がりをみせました。
毎回、横田小学校へ伺う度に、こちらが子ども達から元気をもらってしまいます。

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その後はあったかい「とん汁昼食会」!

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今回は横田小学校のご厚意で家庭科調理室を利用させていただきました。ありがとうございました。なんと50人分のとん汁とおにぎりが完食です!

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また、午後の活動の最後には子ども達から素敵なプレゼントまで頂いてしまいました。

15:00にはフットサル交流イベントを終え、解散。

その後は温泉(霊泉玉乃湯)と夕食(てるてる くいどころ小澤)。その後は恒例となった二又復興交流センターで思い思いの時間を過ごしました。

11/18(日)

9:00に二又復興交流センターをチェックアウト。
かさ上げ地に建設された商業施設(アバッセたかた ) へ移転した「復興まちづくり情報館」を中心に市内見学です。

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昼食・地元物産購入後、陸前高田を出発し、22:30横浜駅西口にて解散。
今回も参加メンバーの協力のもと、無事活動を終えることができました。
ありがとうございました。


ハマトラでは2011年の東日本大震災発生直後の物資支援、被災地での掃除・泥だし・瓦礫撤去作業から始まり、継続的に復興支援活動を実施してまいりました。

<<いままでの活動の履歴>>

2011年11月からは「子どもたちが全力で遊べる場を提供し、一緒に遊ぶ」ことを目的とし、陸前高田市横田町でのフットサル大会を年2回のペースで開催してまいりました。

現在、陸前高田市では嵩上げ地の商業施設の賑わいをみせ、日々、復興の歩を着実に進めています。

<<参考>>

市内の学校用地内仮設住宅については、より優先的に仮設住居の撤去が行われています。

<<参考>>
応急仮設住宅の 撤去・集約化の基本方針 (改訂版) 岩手県陸前高田市

長年、我々の活動の中心とさせて頂いてきた横田小学校も、校庭内の仮設住宅撤去、グランド整地が終わり、2019年より「子どもたちが安全に全力で遊べる」場所として利用できるようになりました。

<<参考>>
Web東海新報 -児童の歓声 響き渡る、横田小学校で「校庭開き」

まだまだ不便な生活をされている方々がいらっしゃる状況ではありますが、長年活動の拠点とさせて頂いてきた横田小学校のグランド復旧をもって一つの区切りとし、2018年度一杯でハマトラとしての東日本大震災復興支援活動を終了させていただきます。

本活動を今まで続けられたのも、多くの皆様のご協力、ご支援があってのことです。

多くの皆様に頂きました、多大なる支援とご協力に、改めまして感謝申しあげます。

また、現地で我々を暖かく受け入れて下さった活動地域の皆様、本当にありがとうございました。

首都圏の情報番組などでは、3月11日の前後以外では情報を目にすることは少なくなってきました。
が、震災の傷跡は未だ大きく、現在も不自由な生活を強いられている方々がいらっしゃいます。

ハマトラとしての東日本大震災復興支援活動は2018年度で終了となりますが、本活動を通して参加された方々が被災地で感じたことを周りに伝え続けること、そして私たちが忘れないでいることで、被災された方々の気持ちに少しでも寄り添い続けることができたなら、と思います。

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陸前高田市 

<<陸前高田へ旅してみたいと思ったら>>
高田旅ナビ

<<いままでの活動の履歴>>
http://hamatra.com/volunteer/


【募集】7/7 陸前高田 復興支援活動参加者募集のお知らせ

7月7日(土)に陸前高田市の横田町にて復興支援活動を行います。
子どもたちが楽しみにしてくれている「フットサル交流会」と「子どもお茶っこ」を開催し、横田の子どもたちとふれあいます。

その後、陸前高田市内の二又復興交流センターに1泊し、翌8日は復興の様子を見学、その後地元グルメ堪能、お土産購入など、夏の陸前高田を満喫できるような行程です。

  • 女性の方、初参加の方も安心してご参加いただけます。
  • 未成年の場合は保護者の方の同意を得てご参加ください。

 

■活動内容(予定)

~また遊びに来るよ!~
「フットサル一緒にやろう! 子どもお茶っこでおしゃべりしよう!」

日時:2018年7月7日(土)10:00-15:00
場所:陸前高田市立横田小学校(旧横田中学校)体育館
対象:横田地区にお住まいの小中学生(フットサル・昼食会)

内容:
フットサル交流会(体育館で思い切り体を動かします)
子どもお茶っこ(軽食をつまみながらおしゃべりタイム)

■行程

レンタカーでの移動となります。

7/6日(金)

23:00頃 天理ビル前集合・出発

7/7日(土)

09:00頃 陸前高田市横田町到着~準備
10:00-12:00「フットサル交流会!」
12:00- 「子どもお茶っこ」
15:00 片付け終了、出発

7/8日(日)

09:30 チェックアウト
10:00- 市内見学、地元物産購入など
11:30 昼食
14:00 陸前高田市出発
22:00 横浜駅周辺着、解散

宿泊場所:

(簡易宿泊所)二又復興交流センター
陸前高田市矢作町字愛宕下11番地1
(電話)0192-58-2590
http://pact-rt311.org/hutamata/

■参加費用

11,000円(宿泊費込み)

イベント当日の昼食以外の食事代とお土産購入費用等は含まれません。
別途各自ご用意ください。

■募集人数

10名(予定)

  • フットサル担当8名程度、昼食会担当2名程度。
  • 参加の際、希望する担当と、大きめの車(グランドキャビン)の運転の可否をお知らせください。

■申し込み方法

下記何れかの方法でお申し込みください。

  •  メールでのお申し込み
    氏名・生年月日・緊急連絡先(携帯電話番号)、希望担当(フットサル/昼食 の何れか)、グランドキャビンの運転の可否を記載の上、 volunteer@hamatra.com 宛にお申し込みください。
    ※ 参加申し込み受付後、確認メールを上記PCメールアドレスから送信させていただきます。
    携帯電話からお申し込みされた方はPCメールからの着信拒否設定をOFFにしていただきますようお願いいたします。
  • ハマトラSNS(ハマトラSNS会員のみ)
    復興支援活動(フットサル交流会など)にて参加表明してください。

 ■その他

活動中はマリノスのユニまたはそれに準ずるものを着用しましょう。(同じ団体であることを明確にして、仮設に部外者が紛れ込む犯罪を防ぎます。)


2017/11/11 陸前高田市での復興支援活動報告

11月11日(土)に第13回目となります復興支援活動として、陸前高田市横田町でフットサル交流イベントを行いましたので、ご報告いたします。


11/10(金)

23:30頃 横浜駅西口を出発。(首都高〜東北道〜R284〜R45)

11/11(土)

朝方まで降り続いた冷たい雨が上がり、青空と紅葉のコントラストが眩しい陸前田。冷たい風が吹く中、いつものように子どもたちは元気に集まってくれました。

2時間以上フットサルで体を動かしたあとは集会室であたたかいおでんとおにぎり。おしゃべりしながら頬張ったかと思うと、あっという間にまた体育館へ。(統合されて使われなくなったお隣の旧横田中学校校舎に)移転した横田小学校の広い体育館には午後もフットサルやバスケ、ドッジボールに興じる子どもたちの笑い声が溢れていました。

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14時頃から子どもたちは一人二人と別れを惜しみつつ帰って行き、私たちは15時の完全撤収に向けて体育館の清掃をしていた時、14時46分を迎えました

陸前高田災害FMの放送に合わせ全員で黙祷しました。家が近いからと最後まで残ってテンション高めに清掃を手伝ってくれていた子どもも静かに黙祷していました。

月命日に活動が重なったのは初めてでしたが、被災地のひとつである陸前高田で黙祷することで、今一度、犠牲になられた方々、被災された方々に思いを寄せる機会となりました。

その後は温泉(霊泉玉乃湯)と夕食(てるてる くいどころ小澤)で心と胃袋を満たし、二又復興交流センターでおでんの残りをさかなに思い思いのお酒などを消灯(午前0時)まで楽しみました。

11/12(日)

陸前高田市が行う「津波避難訓練」に参加しました。

一本松茶屋でお土産購入などをしていると、各々の携帯に「10:34 大津波警報」「10:38 避難指示」のエリアメールが届き、駐車場で待機していた職員の方に誘導いただき徒歩で気仙町の高台へと避難しました。十数分で高台へ到着すると、市街地のかさ上げの様子や完成した巨大防潮堤を真横からいつもと違った視点で見ることができ、16mというかさ上げの高さの意味など気付くことが多くありました。

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その後、獲れたての牡蠣に舌鼓を打ったり(かき小屋広田湾)、両替港の防潮堤に登ったり、生鮮品を購入したりして(採れたてランド)秋の陸前高田を満喫し、帰途につきました。(今泉街道〜東北道〜首都高)

22:15 横浜駅で解散となりました。
ご参加ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

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横田小学校の校庭に建ち並ぶ仮設住宅は今年度内(平成29年度内)に閉鎖される計画だそうですが、解体・撤去して、砂利を片付け整地して、校庭として復旧するまでには更に1年はかかると言われています。「校庭を駆け回る経験の無いまま卒業していく6年生をあと2回見送ることになります。」と校長先生が話されるように、子どもたちをとりまく環境は依然として厳しいものです。これからも情報収集を行いながらこの活動を続けていきたいと思います。


<<陸前高田の今を知りたいと思ったら>>

・陸前高田市 http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp

<<陸前高田へ旅してみたいと思ったら>>
・高田旅ナビ https://takanavi.org


【募集】11/11 陸前高田 復興支援活動参加者募集のお知らせ

11月11日(土)に陸前高田市の横田町にて復興支援活動を行います。
子どもたちが楽しみにしてくれている「フットサル交流会」と「おでん昼食会」を開催し、横田の子どもたちとふれあいます。

その後、陸前高田市内の二又復興交流センターに1泊し、翌12日は復興の様子を見学、その後地元グルメ堪能、お土産購入など、夏の陸前高田を満喫できるような行程です。

  • 女性の方、初参加の方も安心してご参加いただけます。
  • 未成年の場合は保護者の方の同意を得てご参加ください。

 

■活動内容(予定)

~また遊びに来るよ!~
「フットサル一緒にやろう!
おでんランチでおしゃべりしよう!」

日時:2017年11月11日(土)10:00-15:00
場所:陸前高田市立横田小学校体育館
対象:横田地区にお住まいの小中学生(フットサル・昼食会)

内容:フットサル交流会(中学生は運営サポートをお願いします)
おでん昼食会(あったか「おでん」でおしゃべりタイム)

■行程

レンタカーでの移動となります。

11/10日(金)

23:00頃 天理ビル前集合・出発

11/11日(土)

09:00頃 陸前高田市横田町到着~準備
10:00-12:00「フットサル交流会!」
12:00- 「おでん昼食会」
16:00 片付け終了、出発
16:30 宿泊場所チェックイン(※)
18:00- 市内で入浴、食事ののち宿泊

11/12日(日)

09:30 チェックアウト
10:00- 市内見学、地元物産購入など
11:30 「かき小屋 広田湾」で昼食(予定)
14:00 陸前高田市出発
21:00 横浜駅周辺着、解散

宿泊場所:

(簡易宿泊所)二又復興交流センター
陸前高田市矢作町字愛宕下11番地1
(電話)0192-58-2590
http://pact-rt311.org/hutamata/

■参加費用

11,000円(宿泊費込み)

イベント当日の昼食以外の食事代とお土産購入費用等は含まれません。
別途各自ご用意ください。

■募集人数

15〜20名(予定)

  • フットサル担当15-17名程度、昼食会担当3名程度。
  • 参加の際、希望する担当と、大きめの車(グランドキャビン)の運転の可否をお知らせください。

■申し込み方法

下記何れかの方法でお申し込みください。

  •  メールでのお申し込み
    氏名・生年月日・緊急連絡先(携帯電話番号)、希望担当(フットサル/昼食 の何れか)、グランドキャビンの運転の可否を記載の上、 volunteer@hamatra.com 宛にお申し込みください。
    ※ 参加申し込み受付後、確認メールを上記PCメールアドレスから送信させていただきます。
    携帯電話からお申し込みされた方はPCメールからの着信拒否設定をOFFにしていただきますようお願いいたします。
  • ハマトラSNS(ハマトラSNS会員のみ)
    復興支援活動(フットサル交流会など)にて参加表明してください。

■持ち物など

  • 参加費 11,000円(集合時に集めます)
  • 調節のできる服装(気温・天候などの情報は随時お知らせします)
  • タオル、着替え(宿泊施設、温泉施設には無料のタオルはありません)
  • フットサル担当の方は、運動用の服装・タオル・体育館履き
  • 昼食会準備担当の方は、エプロンなど
  • 飲料/食料については各自でご用意ください。
    コンビニエンスストアおよび高速道路のSAに立ち寄りますので、こちらでご購入いただくことも可能です。(昼食は横田町の子どもたちと一緒に軽食をいただきます。)

 ■その他

活動中はマリノスのユニまたはそれに準ずるものを着用しましょう。(同じ団体であることを明確にして、仮設に部外者が紛れ込む犯罪を防ぎます。)


2016年 陸前高田市での復興支援活動報告

今年度も6月と11月の2回、復興支援活動を行いました。

去る11月19日(土)陸前高田市横田町において開催された「フットサル交流イベント・おでん昼食会」の様子と、陸前高田市の子どもたちを取り巻く現状などについてレポートします。

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<11月の活動の様子>

11月18日(金)

  • 23:30
    2台のレンタカーに分乗し横浜駅を出発した参加者19名。東北自動車道の佐野・安達太良・長者原SAにて休憩をとり、気仙沼まわりのルートで陸前高田市を目指す。

11月19日(土)

  • 9:15頃
    横田小学校に到着。体育館前には寒い中すでに10名ほどの子どもたちが!
    体育館でのフットサル交流会の準備を進める一方、お借りした横小仮設住宅の一室(集会室)では昼食会(50人分のおでん)の準備も。
  • 10:00
    フットサル交流会開始。挨拶、準備体操が終わると37名の子どもたちを5チームに分ける。寒いので見学をできるだけ減らすため1チームの人数は多め。おとなの参加は人数の調整程度(にするはずが白熱してくると大人げないプレーも 笑)。
    5チームの総当たり戦をだいたい二巡したところで午前の部は終了。
  • 12:00
    ランチはおでんとおにぎりが用意された暖かい集会室へ。
    上級生が下級生の面倒をみるのが横小流(陸前高田流という説も。)いつもの光景ながら感心することしきり。
    13:00頃には自然発生的に、体育館でフットサル(子どもvsおとな)、冷たい雨の中の鬼ごっこなどが始まる。
  • 15:00
    全員で体育館の掃除をして、活動終了。「またね!」と挨拶。
  • 16:00
    霊泉玉乃湯で入浴
  • 17:30
    二又復興交流センターにチェックイン。
  • 18:30
    てるてる小澤さんで夕食。買い出し後は交流センターにて思い思いに過ごし、午前零時消灯。

11月20(日)

  • 9:00頃
    交流センターをチェックアウト。出発直後、陸前高田の山と空をバックに大きな虹!とにかく美しい。
  • 9:30頃
    震災遺構旧気仙中学見学、10:00 復興まちづくり情報館と周辺見学、かさ上げ地を巡る。
  • 11:30
    かき小屋広田湾さんに到着。蒸しがき、生かき、かきフライ、かきグラタン等々かき三昧の昼食!
  • 13:30
    お土産を購入し、陸前高田出発、横浜を目指す。東北自動車道は事故渋滞多発でタイムロス。
  • 22:30
    横浜駅西口到着、解散。

参加者全員の協力により事故なく楽しく過ごせましたこと、感謝いたします

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陸前高田市の子どもたちを取り巻く現状

東日本大震災から5年9ヶ月が過ぎました。陸前高田市では住宅再建のための造成が進んだり、嵩上げ地で新しい商店街の建設が始まったり、といった前向きなニュースが増えてきて、とても喜ばしいことと感じます。

一方で、丸3年、丸5年といったタイミングで支援の手を引く動きもある中、市民の方々からは「丸◯年という節目は何も意味を持たない。現状を知れば『復興』というには程遠いことをわかってもらえるのではないか」との声も聞かれます。

実際、私たちが継続的に交流している横田町の志田実仮設団地(通称横小仮設)も、横田小学校の校庭いっぱいに仮設住宅が立ち並ぶ状況は変わらず、この「仮設」住宅で5回目のお正月を迎えようとしている家庭がまだ半数あります(横田地区の仮設住宅全体では約4割の居住率)。これは普通のことではありません。大人と同じか、それ以上に子どもたちはたくさんの不安を感じ、我慢を強いられています。

仮設住宅に居住せざるを得ない人たちがそれぞれ「仮設」ではない住まいに居住できるようになった時、仮設住宅が解消され子どもたちが元気に走り回れる校庭が戻ってくる….。

一日も早くそんな日がくることを願ってやみません。

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2016 復興支援リストバンド寄付金額確定と寄付完了のご報告

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2016復興支援リストバンドもたくさんのご購入いただき、誠にありがとうございました。

陸前高田市の「小中学校復興基金」へ 70,000 円を寄付いたしましたのでご報告いたします。

■売上:140,000円

(内訳)
売上額:140,000円(@400円×350個)— ①

■支払い等:65,642円

(内訳)
仕入代金:  73,710円
振込手数料: 648円
————————————————
合 計:  74,358円— ②
① – ② = 65,642円— ③

■寄付金額合計:70,000円

(内訳)
③ + 4,358円 (有志寄附金)

なお、寄付先の選定理由は以下の通りです。


【募集】11/19 陸前高田 復興支援活動参加者募集のお知らせ

11月19日(土)に陸前高田市の横田町にて復興支援活動を行います。

子どもたちが楽しみにしてくれている「フットサル交流会」と「おでん昼食会」を開催し、横田の皆さんや子どもたちと語り合います。

その後、陸前高田市内の二又復興交流センターに1泊し、翌20日(日)は復興の様子を見学、その後地元グルメ堪能、お土産購入など、秋の陸前高田を満喫できる行程です。

  • 女性の方、初参加の方も安心してご参加いただけます
  • 未成年の場合は保護者の方の同意を得てご参加ください

 


■活動内容(予定)

~また遊びに来るよ!~
「フットサル一緒にやろう!おでんランチでおしゃべりしよう!」

日時:

2016年11月19日(土)10:00-15:00

場所:

陸前高田市立横田小学校体育館、横田小仮設集会室

対象:

横田地区にお住まいの小中学生(フットサル)
横田地区にお住まいのみなさま(昼食会)

内容:

フットサル交流会(中学生は運営サポートをお願いします)
おでん昼食会(あったか ‘おでん’ でおしゃべりタイム)

 ■行程

18日(金)

23:00頃 天理ビル前集合・出発

19日(土)

09:00頃 現地到着~準備
10:00-12:00「フットサル交流会!」
12:00- 「おでん昼食会」
16:00  片付け終了、出発
16:30 宿泊場所着(※)
18:00- 市内で入浴、食事ののち宿泊

20日(日)

09:30 チェックアウト
10:00-11:00 市内見学、地元物産購入など
11:30 「かき小屋 広田湾」で昼食(予定) http://www.hirotawan.com/
14:00 陸前高田市出発
21:00 横浜駅周辺着、解散

※ 移動はレンタカーです
※ 宿泊場所:
(簡易宿泊所)二又復興交流センター
   陸前高田市矢作町字愛宕下11番地1
(電話)0192-58-2590
   http://pact-rt311.org/hutamata/

 ■参加費用

11,000円(宿泊費込み)

イベント当日の朝食、夕食、翌日の朝食、昼食、夕食代とお土産購入費用等は含まれません。別途各自ご用意ください。

■募集

15-20名(予定)

  • フットサル担当10-15名程度、昼食会担当5名程度。
  • 希望する担当と、大きめの車(グランドキャビン)の運転の可否をお知らせください

■申し込み方法

下記何れかの方法でお申し込みください。

  •  メールでのお申し込み
    氏名・生年月日・緊急連絡先(携帯電話番号)、希望担当(フットサル/昼食 の何れか)、グランドキャビンの運転の可否を記載の上、 volunteer@hamatra.com 宛にお申し込みください。
    ※ 参加申し込み受付後、確認メールを上記PCメールアドレスから送信させていただきます。
    携帯電話からお申し込みされた方はPCメールからの着信拒否設定をOFFにしていただきますようお願いいたします。
  • ハマトラSNS(ハマトラSNS会員のみ)
    復興支援活動(フットサル交流会など)にて参加表明してください。

■持ち物など

  • 参加費 11,000円(集合時に集めます。)
  • 調節のできる服装
  • タオル、着替え(宿泊施設にはタオル等ありません。)
  • フットサル担当の方は、運動用の服装・タオル・体育館履き
  • 昼食会準備担当の方は、エプロンなど
  • 飲料/食料については各自でご用意ください。

コンビニエンスストアおよび高速道路のSAに立ち寄りますので、こちらでご購入いただくことも可能です。(昼食は横田町の方と一緒におでんなどをいただきます。)

■ その他

活動中はマリノスのユニフォーム、またはそれに準ずるものなどをご着用ください。(同じ団体であることを明確にして、仮設に部外者が紛れ込む犯罪を防ぎます。)


2015 復興支援リストバンド寄付金額確定と寄付完了のご報告

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2015復興支援リストバンドもたくさんのご購入誠にありがとうございました。

陸前高田市の「小中学校復興基金」へ 70,000 円を寄付いたしましたのでご報告いたします。

■売上:140,000円

(内訳)
売上額:140,000円(@400円×350個)— ①

■支払い等:65,642円

(内訳)
仕入代金:  73,710円
振込手数料:      648円
————————————————
合 計:  74,358円— ②
① – ② = 65,642円— ③

■寄付金額合計:70,000円

(内訳)
③ + 4,358円 (有志寄附金)

 

なお、寄付先の選定理由は以下の通りです。

  • 陸前高田市は、ハマトラとしても復興支援活動で出向き今後も継続して活動を行う予定であるなど縁が深いこと。
  • 使途が「小中学校の復興」ということで具体的であること。

■ 陸前高田市HP「陸前高田市小中学校復興基金へのご寄付のお願い」

http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/shisei/kakuka-oshirase/gakkou-kyouiku/gakkou-kikin-kifu/gakkoufukkyuu-kifu.html


【ハマトラアパレル】復興支援リストバンド 2015[Stand Up,Together.]リリースのお知らせ

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ハマトラアパレルの復興支援リストバンド2015リリースが決定いたしました。本日より予約開始です。

2011年からの想い※[Stand Up, Together.]を引き継ぐ2015年版はご好評いただいた2013年デザインの細幅バージョンです。

リストバンドの幅は5mm。日常生活にもとてもなじみやすい細幅タイプです。
※標準的なシリコンバンドの幅は12mmです。

1本だけではなく複数本を一緒に、また今までのシリーズと一緒に重ねづけもおすすめです

※[Stand Up,Together.]には、3つの想いが込められています。

まず被災地の方々へ向けたメッセージ。

そしてスタジアムで、一緒に立ち上がって応援しようという意味。

3つ目は、負けたり悔しい思いをした試合の後でその敗因を誰かに押し付けることなくみんなで一緒にまた立ち上がっていこうという意味。

この企画は今後も継続したいと考えています。
被災地のニーズは日々変わっていきますので、今後の活動内容も変わっていくかもしれません。当時の想いを忘れないこと、活動を継続していくこと。このメッセージとトリコロールカラーは変えずに横浜からの支援を被災地へ届けていきたいと思っています。

一般販売数については現時点では未定です。予めご了承の上、以下の詳細をご覧ください。

——-  仕様 と スケジュール  ——-

■サイズ

内周180mm(S)内周202mm(M)の2サイズ。

■価格

400円(両サイズともに)

※予約数が300個に満たない場合は、価格変更の可能性があります。ご了承ください。

■収益について

陸前高田市の「小中学校復興基金」へ寄付いたします。下記サイトをご参照ください。

※陸前高田市HP「義援金・寄付金の受付について」
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/shisei/kakuka-oshirase/gakkou-kyouiku/gakkou-kikin-kifu/gakkoufukkyuu-kifu.html

■予約方法

  1.  ハマトラSNS
    予約トピックのコメント欄に希望本数、サイズを記入のうえ、参加ボタン押下してください。
    【受付専用】復興支援リストバンド 2015
  2. hamatra公式Twitter/facebookアカウントに希望本数、サイズを明記のうえ、メッセージにてお申し込みください。
    Twitter https://twitter.com/hamatraofficial
    facebook:https://www.facebook.com/hamarta


■スケジュール

  1. 予約開始:8/12(水)~
  2. 予約終了:~8/16(日)23:59
  3. 販売・引き渡し予定:
    9/19 (土)東京戦@日産スタジアム ハマトラブース
    10/17 (土)神戸戦@日産スタジアム ハマトラブース 
    11/22 (土)松本戦@日産スタジアム ハマトラブース

■予約についてのご注意

  • こちらは、予約受注生産になります。
  • 予約を放置した場合、無条件に予約を解除する可能性があります。

2015/7/4 陸前高田市での復興支援活動報告

去る7月4日(土)、横田小学校と志田実仮設住宅(横田小学校仮設住宅)自治会のご協力の下、横田地区の子どもたちとのフットサル交流会や住民のみなさんとの昼食会を開催し、たくさんのご参加を得て楽しく過ごすことができました。

ハマトラが震災後の陸前高田市と関わるようになって4年が過ぎた今、今回の活動の報告と、今後のことについて事務局としての考えを記しておきたいと思います。

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目次:

<1>第11回復興支援活動レポート
<2>ハマトラが活動を続ける理由

<1>第11回復興支援活動レポート

7月4日(土)に陸前高田市横田町にて、ハマトラとしては11回目となる復興支援活動を行いました。

以下に活動の内容を時系列で表します。

7/3(金)

23:45頃 大雨の横浜駅を出発(首都高〜東北道)

7/4(土)

04:45頃 東北道にて事故渋滞にはまる
06:10頃 朝食休憩を断念、軽食を購入し長者原AS出発(東北道〜今泉街道〜高田街道)
07:40頃 高田町の下和野災害公営住宅に到着、旧市街地見学
08:10頃 慰霊碑、タピック45(震災遺構)等見学、一本松茶屋前ベルトコンベア見学
09:10頃 横田小学校体育館到着、準備開始
10:00  フットサル交流会スタート
12:00  昼食会スタート
15:00  鬼ごっこ、ドッジボール等が終わり、体育館清掃〜活動終了
17:00頃 遠野風の丘にてお土産等購入、出発
18:00頃 東和温泉(日高見の霊湯)到着。入浴、食事、仮眠。
21:20頃 ミーティングの後東和温泉出発(釜石自動車道〜東北道〜首都高)

7/5(日)

06:00頃 横浜駅到着、解散


  • 年内に撤去される予定のベルトコンベアの様子を見学しながら復興の状況を把握することもひとつの目的として計画段階から取り組みました。早朝でも旧市街地のかさ上げ工事の様子などを一望できる場所はないかと市の商工観光課に相談し下和野災害公営住宅の屋上からの見学を決定、自治会の承諾を得て見学させていただきました。
  • 復興のあゆみと今後の計画についてなど見学の際に使用した主な資料はこちら。(陸前高田市の許可を得ています。)http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kategorie/fukkou/fukkou-keikaku/shinsai-fukkou/shiryouhen/shiryouhen.html
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  • 震災から4年4ヶ月を迎えようとする中、目の前に広がるかさ上げ工事の様子に圧倒されながらも「まだこんな状況だったなんて…。」といった声も聞かれました。
  • 横田小学校へ近づくと仮設グラウンドで(いつもフットサル交流会に参加してくれるメンバーを含む)スポ少野球部が練習をしているのが見え「今回は参加が少ないかな?」と予想するも、10時までに女子や低学年を中心に13名が集まり、ハマトラのメンバーも合わせて4チーム総当たりのゲームを6試合楽しむことができました。残り30分となった頃に雨で練習を切り上げた野球部も加わり最終的には19名の参加となり、時間をオーバーしての恒例「全員参加の子どもvs大人」ゲームでたいへんな盛り上がりをみせました。
  • 昼食会は地元の鶴亀鮨の巻き鮨を準備していましたが、子どもたちの食欲に対抗するためコロッケ・唐揚げなどを急遽イオンスーパーセンター(2014年7月オープン)で購入。子どもたちの人数はもはや把握できる状況ではなかったですが、大人の方12名のご参加があり復興についてのお考えなど話していただけたことはかなり嬉しかったです。
  • 昼食会が終わると、子どもたちは体育館で鬼ごっこやドッジボールに興じ、ハマトラのメンバーも加わって2時間ほど遊び倒しました。普段開放されていない体育館で全力で動きまわれる時間は子どもたちにとって貴重なものとなっているようです。
  • 不測の事態に直面し予定を変更せざるを得ないような状況でも、参加メンバーの協力のもと楽しく、事故無く、活動を終えることができました。ありがとうございました。

 <2>ハマトラが活動を続ける理由

震災から4年4ヶ月、ハマトラが陸前高田市と関わり始めてからちょうど4年。

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現在の活動の参加者募集などをする中で「まだやっているのですか?」という言葉を耳にすることがあります。これは現地の様子を発信する努力が足りなかったことの裏返しで、反省すべき点と捉えています。

首都圏の情報番組などは、津波によって全てが流されてしまった市街地の様子や、巨大ベルトコンベアを利用してのかさ上げ工事など復興の様子を3月11日の前後に放送していますが、それ以外では情報を目にすることは少なくなってきました。
陸前高田だけでなく被災地の方々が「忘れられてしまうことが怖い」と口にする今、被災地の現状を周りに伝えるのは我々の役割のひとつであると考えます。

復興住宅建設の進捗は必要数の35%ほどにとどまり(※出典:復興ニュース陸前高田第23号)、実際の入居も希望者の20%に満たない(平成26年12月末時点)など仮設住宅の解消にはまだ数年を要すると考えられています。
ハマトラがお邪魔する横田地区も、横田小・中学校のグラウンドいっぱいに仮設住宅があり、元気いっぱいの子どもたちが我慢を強いられている状況は何も変わっていません。

このような状況を踏まえ、子どもたちが全力で遊べる場を提供し一緒に遊ぶこと、現地で見聞きしたことを横浜(首都圏)に戻って周囲に伝えること。これらの役割を担うことによって少しでも陸前高田のみなさんに寄り添うことができるなら、何より楽しみに待っていてくれる子どもたちがいる限り、ハマトラの活動は続きます。

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