2017/11/11 陸前高田市での復興支援活動報告

11月11日(土)に第13回目となります復興支援活動として、陸前高田市横田町でフットサル交流イベントを行いましたので、ご報告いたします。


11/10(金)

23:30頃 横浜駅西口を出発。(首都高〜東北道〜R284〜R45)

11/11(土)

朝方まで降り続いた冷たい雨が上がり、青空と紅葉のコントラストが眩しい陸前田。冷たい風が吹く中、いつものように子どもたちは元気に集まってくれました。

2時間以上フットサルで体を動かしたあとは集会室であたたかいおでんとおにぎり。おしゃべりしながら頬張ったかと思うと、あっという間にまた体育館へ。(統合されて使われなくなったお隣の旧横田中学校校舎に)移転した横田小学校の広い体育館には午後もフットサルやバスケ、ドッジボールに興じる子どもたちの笑い声が溢れていました。

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14時頃から子どもたちは一人二人と別れを惜しみつつ帰って行き、私たちは15時の完全撤収に向けて体育館の清掃をしていた時、14時46分を迎えました

陸前高田災害FMの放送に合わせ全員で黙祷しました。家が近いからと最後まで残ってテンション高めに清掃を手伝ってくれていた子どもも静かに黙祷していました。

月命日に活動が重なったのは初めてでしたが、被災地のひとつである陸前高田で黙祷することで、今一度、犠牲になられた方々、被災された方々に思いを寄せる機会となりました。

その後は温泉(霊泉玉乃湯)と夕食(てるてる くいどころ小澤)で心と胃袋を満たし、二又復興交流センターでおでんの残りをさかなに思い思いのお酒などを消灯(午前0時)まで楽しみました。

11/12(日)

陸前高田市が行う「津波避難訓練」に参加しました。

一本松茶屋でお土産購入などをしていると、各々の携帯に「10:34 大津波警報」「10:38 避難指示」のエリアメールが届き、駐車場で待機していた職員の方に誘導いただき徒歩で気仙町の高台へと避難しました。十数分で高台へ到着すると、市街地のかさ上げの様子や完成した巨大防潮堤を真横からいつもと違った視点で見ることができ、16mというかさ上げの高さの意味など気付くことが多くありました。

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その後、獲れたての牡蠣に舌鼓を打ったり(かき小屋広田湾)、両替港の防潮堤に登ったり、生鮮品を購入したりして(採れたてランド)秋の陸前高田を満喫し、帰途につきました。(今泉街道〜東北道〜首都高)

22:15 横浜駅で解散となりました。
ご参加ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

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横田小学校の校庭に建ち並ぶ仮設住宅は今年度内(平成29年度内)に閉鎖される計画だそうですが、解体・撤去して、砂利を片付け整地して、校庭として復旧するまでには更に1年はかかると言われています。「校庭を駆け回る経験の無いまま卒業していく6年生をあと2回見送ることになります。」と校長先生が話されるように、子どもたちをとりまく環境は依然として厳しいものです。これからも情報収集を行いながらこの活動を続けていきたいと思います。


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