第9回マリノスサポーターみなとみらい大清掃作戦レポート

去る6月22日(土)、9回目となるみなとみらい大清掃を実施しました。
今回参加された方のレポートを紹介します。


2013年6月22日(土)に恒例となりました第9回マリノスサポーターみなとみらい大清掃作戦に参加してきました。

当日はだいぶ早くに到着してしまったのですが、すでにユニフォーム姿の方々がちらほらいて一安心。

集合時間までは知り合いの方々と楽しくお話をして過ごすつもりが、企画をしてくれた方々に呼び出されいつの間にか清掃班のリーダーをすることに。
天候にも恵まれ、集合時間には約60名の参加者がユニフォームなどのトリコロールを身にまとい桜木町駅前に集まりました。(笑) 急なことでしたが、重要な役割なのでルートの確認などしっかりしながら集合時間を待ちます。
清掃するためにこんなにも多くのマリノスサポーターが集まることはとても誇らしいことです。さて、今回は三班に分かれてゴールのマリノスタウンを目指して清掃することになりました。商業施設が多いみなとみらい大通り沿いを清掃するA班、よこはまコスモワールドの横など海側を清掃するB班、横浜美術館や新しく出来たマークイズみなとみらいがある中心地を清掃するC班です。私が担当することになったのはみなとみらいの中心地を清掃するC班です。三班の中でも最も距離の短いエリアなので、参加人数に定員を設け、15人という少人数のメンバーで清掃をすることになりました。

C班では初対面の人とのコミュニケーションをしやすくするためにガムテープに自分の名前を記入して体に貼るという伝統があります。

最初は少し恥ずかしいのですが、C班みんなが貼れば恥ずかしくなんてありません!清掃ルートの確認、ゴミ袋や掃除用具の準備をしていよいよ出発です。

出発してまず感じたのはゴミの量が年々減っているということです。第1回の頃は出発したらすぐいっぱいになるゴミ袋が全然いっぱいにならないのです。

近年、国際的なイベントが多いみなとみらい地区では横浜市が積極的に清掃をしているのでその成果だとは思いますが、もしかしたら観光客や横浜市民がみなとみらいという街を愛しゴミを捨てなくなってきたのかなと思ったりしています。

例年よりゴミの量は減りましたが、タバコや飲料の缶やペットボトルは相変わらずです。

道中では観戦場所の話や好きな選手の話題で盛り上がりながら、細かいゴミもどんどん拾っていきます。

ゴミ拾いは地味でしんどい作業なのですが、仲間と色々な話しをしながら楽しくやれば全然しんどくないものです。

過去にはおかしなゴミや自殺者をみんなで止めるといったエピソードがある大清掃なのですが、今回は順調にルートを回り昼食時間。

昼食は各々で近くの飲食店やコンビニのお弁当を食べます。もちろん清掃中なので手洗いはしっかりとします。C班では30分の昼食時間とったのですが集合時間になっても数名が集りません。どうやら入った飲食店でデザートのパフェを注文したら集合時間に間に合わなくなったようです。これも大清掃ならではのエピソードですね。

昼食後は最終目的地のマリノスタウンを目指して住宅街や空き地のあるエリアを清掃します。

ここでは近隣に住む人に労いの言葉を頂いたりすることが多く、やりがいがあるエリアです。今回は簡単にですが近隣住民の方とマリノスのことや日産車の話をする機会があり、セカンドカーに日産の車をおすすめするなどアピールもしっかりします。(笑)

マリノスタウンが見えてくる頃には疲れのピークでしたが、試合の時のように最後までやりきるのがマリノスサポーターです。結局C班は全体では最後の到着になりましたが、最後までしっかり清掃をしたという達成感で満ち溢れた表情でいっぱいでした。みなさん本当にお疲れさまです。

私は第1回から参加していることもあり、大清掃は毎年楽しみにしているイベントのひとつです。

普段はスタジアムの違う場所で応援している者同士が、横浜という大好きなチームがある街を一緒に清掃することはとても有意義な時間です。

今回参加された方も、まだ参加したことない方も、第10回マリノスサポーターみなとみらい大清掃作戦が行われる時には是非参加して欲しいと思います。
そして、これからも、ひとりひとりがマリノスと横浜という街に誇り持ち続けていきましょう。

Text: S


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