【募金のお願い】宮城(東北)のサッカー少年たちへ新品のボールをプレゼント

加藤健太

横浜F・マリノス ユースに在籍していた加藤健太選手をご存じでしょうか?

U-14からU-16まで日本代表の選手で、マリノスのユースでは、ハーフナー・マイク(フィテッセ)や秋元陽太(愛媛FC)と同期。2005年のadidas cup-U-18クラブユース選手権-準優勝の時のメンバーでもあります。
その加藤選手が、23歳の若さでロアッソ熊本で現役を引退したニュースが震災直後に私達のもとにも伝わりました。

引退時の加藤選手のコメントは次のようなものでした。

「3月11日に私の故郷であり、家族が住んでいる宮城県が震災に遭いました。家族は無事でありましたが、現地に直接行って自分の目で惨状を見てきた事により、ここ数カ月間、選手を続けて行く事が良いのか悩み続けました。いろんな方々に会い、相談もしましたが、最終的には自分で判断し、この度現役選手を引退し、故郷に帰り、小さな力かも知れませんが、故郷の為に何かをしたいと考えています。」

 

この言葉どおり、加藤選手は新しい未来を、かつてNPOハマトラも復興支援ボランティアに訪れた東松島市の実家に戻り、アイリスオーヤマで仕事をしながら、社会人サッカーの塩釜NTFCヴィーゼ(東北社会人サッカーリーグ1部)でサッカーを続け、さらに故郷の東松島市を中心に被災地での少年サッカー教室等の活動をしているそうです。

◇元J2熊本・加藤健太さん 「家族支える」引退、帰郷(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20111027_06.htm
(加藤健太さんの今回の支援に関するインタビューはコチラ)

「故郷のために何かをしたい」
トリコロールの仲間としてともに戦ってきた加藤健太さんに、NPOハマトラから何かできることがあれば、と問いかけたところ、次のような思いを伝えられました。被災地のサッカー少年のために新品のボールが欲しい、と。

NPOハマトラでは、横浜F・マリノスをはじめとする関係各所と協力のうえ、マリノスサポーターをはじめとする多くの方々に募金を募り、加藤さんの思いを実現する手助けをして、3.11直後からはじめている被災地支援活動を続けていくことを考えました。

これまで、マリノスタウンを集積所として広くJリーグサポーターにも呼びかけた物資支援や、仙台市宮城野区や陸前高田市などへの5回にわたる復興支援ボランティア、また復興支援リストバンドなどの販売を通じた募金などをNPOハマトラは続けております。
そして、8月4日にはアウェイでの仙台戦があり、ここでも数多くのマリノスサポーターが東北を訪れることになっております。このタイミングで、横浜F・マリノスサポーターとサッカーファンによる「サッカーのチカラ」を再び集めたいと思います。


–宮城(東北)のサッカー少年たちへ新品のボールをプレゼント—
サッカーサポーターによる被災地復興支援2012

【概要】
被災地(宮城県石巻市・東松島市)の少年サッカーチームに、加藤健太(横浜F・マリノスユース出身/元ロアッソ熊本)を通じて、新品のサッカーボールを1人1コを目標に寄付しよう!

【募金について】

1口千円からにて約500口を目標とした募金を募ります。

(1)募金の受け付け
a.NPOハマトラの非営利募金口座に振り込みください。
(本日7/21より受付開始)
b.7/28(土)ホームゲーム清水戦のハマトラブースにて直接受付

(2)募金の使い道
①アディダス・ジャパン様、モルテン様と横浜マリノス株式会社の協力を得てNPOハマトラが購入します。
②加藤健太さんを通じて、被災地(宮城県石巻市・東松島市)の少年サッカーチームに寄付いたします。

(3)募金の目標
a.上記のサッカーチームに所属する少年全員に寄付することを目標とします。
b.そのため約500口の寄付を目標といたします。

(4)募金のしめきり
【銀行振り込み】
2012年7月30日(月)午前まで
【ハマトラブースでの募金】
2012年7月28日(土)試合開始30分前18:30まで
※ニッサンスタジアム・トリコロールランド ハマトラブースにて

【募金振込口座】
横浜信用金庫 本店営業部 普通725742
NPO法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク

→7/28ホームゲームの直接受付は混雑が予想されます。可能であれば振込口座をご活用ください。
※NPOハマトラの口座の使途明細は毎年の決算にて本サイトにて公開させていただいております。

加藤健太選手インタビュー

 

NPOハマトラでは、サッカーを通じて社会に貢献する活動を、クラブや選手やマリノスにかかわる人たちとともに様々なかたちで続けてまいります。